十津川村観光協会 源泉かけ流し宣言

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日本初!源泉かけ流し宣言

関西秘境のほんもまもんのとっておき温泉!
「遠いぶんだけ、あったかい。」十津川温泉郷

源泉かけ流しほんまもんの温泉


十津川村は全国初「源泉かけ流し宣言」をした村です。
2004年6月28日十津川温泉郷の3つの温泉、湯泉地温泉(とうせんじ)・十津川温泉・上湯温泉(かみゆ)にある25の温泉施設すべてにおいて「源泉かけ流し」を宣言しました。
温泉地全体のすべての温泉施設が「源泉かけ流し温泉」になるのは全国的にも非常に珍しく日本で初めてのことです。
この村自慢の「源泉かけ流し温泉」とは温泉のお湯を循環、一切再利用させず、沸かさず、塩素消毒をせず、薄めず「ほんまもんの温泉」だけが浴槽内に常に滾々(こんこん)と流し入れられている(かけ流されている)状態の新鮮な温泉です。
十津川温泉郷の豊富な湯量だからこそできる極めて贅沢な「極上の温泉」なのです。

古くから十津川村ではこの「源泉かけ流し」の温泉でした。
きっかけは温泉教授松田忠徳先生(札幌国際大学)のひと言でした。
「なぜ、すべて源泉かけ流しにしないのか?」
全国4400もの温泉を回ってこられた先生から十津川温泉郷はトップクラスの温泉であるとお褒めの言葉をいただき、心から十津川の「自然の恵み」に感謝しました。
まさに「源泉かけ流し」こそが「村の宝」だったのです!
奈良県では唯一の良質な温泉をみなさまに知っていただこうと、 村をあげて温泉施設、旅館、民宿村内すべてを「源泉かけ流し」にしました。
松田忠徳先生ご指導のもと、平成16年6月28日県庁にて十津川村村長、観光協会会長らとともに「十津川温泉郷・100%源泉かけ流し宣言」を実現させたのです。

安全第一の温泉


 折りしも宣言した当時は温泉にまつわる事件が多発していました。

2002年宮崎県内でレジオネラ菌に200人が感染、七人が亡くなられるという痛ましい事故が循環式で発生していたのです。
  その後も2003年にも石川県の公衆浴場でレジオネラに感染し男性が死亡する事故が起きてしまったのです。

2004年には次々と「温泉偽装問題」が発覚しました。 長野県の一部で入浴剤をつかった温泉の偽装がおこなわれていたのです。

その後も群馬県内では水道水を温泉と偽っていたところまであったのです。
中には有名温泉地であったこともあり、この問題は大きく報道され、全国の温泉ファンに 怒りと衝撃を与えました。

そして温泉に対しての不信感が高まっている中、十津川温泉郷は全国でも類をみない「源泉かけ流し宣言」の温泉地として本物志向の方に広まってきたのです。

十津川村が一番に取り組んでいるのは温泉の「安全」です。
一切循環していませんが、定期的にすべての温泉施設は必ずレジオネラ検査を実施しています。

そして偽りのない温泉を示す、温泉情報の自主開示にも努めています。

すべての温泉に「温泉分析書」がありますのでその良質の意味をご確認下さい。

第1回「源泉かけ流しサミット」開催の温泉

十津川温泉郷のほんものの温泉を科学的に実証した取り組みに賛同する温泉地もでてきました。
北海道の川湯温泉と新潟県の関温泉とともに、平成17年10月十津川村で第1回「源泉かけ流し温泉サミット」が開催されました。
記念すべき第1回を十津川温泉郷で迎えることができました。
開催にあたっては、「十津川警部」シリーズでおなじみミステリー作家の西村京太郎先生から直筆のお祝いのメッセージをいただきました。

西村先生はその中で
「私は、温泉は日本の宝だと思っているが、源泉かけ流しとなると最高の宝、最高のぜいたくに違いない。
十津川では、すべての温泉が、この最上のグレードだという。」
そして最後に「ぜひ成功され、新たな温泉ブームが呼び起こされることを期待しています。」
とのお言葉をいただきました。
今後も西村先生と全国の温泉ファンの方、そして「源泉かけ流し宣言」までの 道のりを支えてくださった松田先生。
みなさまの期待を裏切らない正直でほんまもんの温泉を、 「村の宝」としてずっとずっと守り続けていきます。

ほんものの温泉を味わいにぜひ十津川村へお越し下さい。

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